現在4歳と0歳の娘がいる。
何か必要に迫られて、私の命を差し出すことで二人の命が守られるなら、
喜んで私の命をあげたいと思える、この世で一番大事な存在だ。

二人のスキンケアも、生まれた時から熱心にやってきた。
清潔に保ち、保湿を怠らない。
育児雑誌を読んだり、育児経験者からアドバイスを受けたり、
一生懸命やって来たつもりだ。

でももしかしたら、それが娘たちの肌の健康を阻んで来たのかもしれない。
母なる自然が完璧に設計しあつらえた、皮膚の生理機能に余計な茶々を入れることで、
二人の皮膚をむしろ弱くして来たのかも知れない。

自分の美肌よりも、子ども達の皮膚の健やかさの方が正直大事だ。
一生懸命やって来たことが、もしかしたら逆の結果を生んでいたと考えると、
自分の胸をかきむしりたくなるくらい悲しく、そして悔しい。
喉元に熱い石のかたまりを詰め込まれたような、やりきれなさで息が出来ないくらいだ。

上の娘は、まぶた、首の前部、脇の下が乾燥しやすく、時々皮が剥けている状態。
下の娘は耳切れが起こりやすく、口周りと足首に湿疹や赤味が出やすい。

そんな二人の様子を見て、自分が宇津木式を始めるのとほぼ時を同じくして、
子ども達に使っていたベビーソープを止めた。ぬるま湯で優しく撫で洗いのみ。
一生懸命塗っていた保湿剤も止め、ワセリンのみにした。
・・・ワセリンも止めた方がいいのか?

子供達が健やかな肌になれるよう注意深く見守りたいと思う。